Elastic 8.11:ES|QLがプレビュー、Elastic Learned Sparse EncodeRがGAに

8.11-header.png

Elastic® 8.11を本日一般公開いたしました。

最新情報

8.11のリリースで最も重要なコンポーネントの1つが、テクニカルプレビュー版のElasticsearch Query Language(ES|QL)です。これは、今回プラットフォームに実施したイノベーションのなかでも基盤となるものの1つで、各種のElasticソリューションをまたいで使用します。このほかのハイライトをソリューション別にご紹介すると、以下のとおりです。

Elastic Searchは、Elasticsearchでモダンな検索&ディスカバリーエクスペリエンスを実装する開発者を支援します。

  • このたび一般公開を迎えたElastic Learned Sparse EncodeR(ELSER)モデル、各種のプライベートデータソースから検索可能なデータを同期できるエンリッチ化された新型コネクター、エッジの大規模なファイルを対象としたバイナリコンテンツ抽出機能(ベータ)などについては、Elastic Searchのハイライトに関するブログ記事または8.11のリリースノートをご覧ください。

Elasticオブザーバビリティは、メトリックやログ、トレースをアクション可能なITインサイトへ変換し、デジタルエコシステムに一元的なオブザーバビリティを構築します。

Elastic Securityは、SIEM、エンドポイントセキュリティ、クラウドセキュリティを統合して、脅威の検知、調査、対応をクラウドスケールで実行できるようにします。

  • テクニカルプレビュー版のES|QLがSecurityにもたらす恩恵、新たにAmazon Bedrockに対応したElastic AI Assistant、OktaおよびMicrosoft Entra IDとの統合の強化(べータ)、WizおよびPalo Alto Prisma Cloudとのデータ統合(ベータ)、Elastic DefendのKafka出力の一般公開などについては、Elastic Securityのハイライトに関するブログ記事または8.11のリリースノートをご覧ください。

Elasticのソリューションはすべて設定不要なうえ、いずれもElasticsearch®プラットフォーム上で構築されています。ユースケースを問わず、すべてのユーザーが次のようなコア機能強化の恩恵を受けることができます。

  • テクニカルプレビュー版のES|QL、Elasticsearch Relevance Engine™のスケール向上(ベクトル検索を最大4,096次元にスケール可能)、データインジェストのリルートプロセッサの簡素化、TSDBメトリックストレージの遡及時間の設定機能、Kibana®インスペクターでクラスターをまたいだ詳細な検索ステータスを表示する機能、Kibanaのダッシュボードを相互にリンクしてダッシュボード間を簡単に移動できるリンクパネル(テクニカルプレビュー)などについて詳しくは、Elasticsearchプラットフォームのハイライトに関するブログ記事または8.11のリリースノートをご覧ください。

使い始める

導入の準備は万端ですか?Elastic 8.11の新機能はすべて、Elasticが最新リリースを提供するマネージドサービス、Elastic Cloudで今すぐ使い始めることができます。

本記事に記述されているあらゆる機能ないし性能のリリースおよびタイミングは、Elasticの単独裁量に委ねられます。現時点で提供されていないあらゆる機能ないし性能は、すみやかに提供されない可能性、または一切の提供が行われない可能性があります。